お稽古80回目

薄茶運び点前

今日から炉でのお稽古。お茶の世界ではお正月。
風炉用の畳と炉用の畳を入れ替える。

・寒くなってきたので濃茶でも薄茶でも建水を持って茶室に入ったら戸を閉める。

・炉縁の内隅の延長線上に自分の中心が来るように座る。
炉のお点前は体の向きを変えることが多く、ずれてしまいがち。
格の高いお点前になると外隅やさらに外側を目指して座る。

・建水から柄杓を取り、構えた後蓋置に置くときは合を風炉先の端に向ける。
そうすることで腕から柄杓までがまっすぐになる。

・柄杓を蓋置に置くときは切り止めが炉縁の内隅の延長線上に来るようにする。

・柄杓でお湯や水を汲むときは節の少し下を持つ。

・帛紗を捌く時にまず逆三角形の形に持つが、そのときは親指と人差し指だけで帛紗を持ち、
他の指は帛紗に触らない。

・その後縦にした時は右手と左手がまっすぐになるように。

・茶碗を茶巾で拭くときは茶巾を親指と人差し指で持ち、他の指は指同士を離さずに軽く曲げる。